ニキビの原因

ニキビの原因とできる部位、種類の関係について

ニキビの原因は様々です。そしてできる部位を見ることでその原因を見極めることが可能です。例えば、髪の生え際近くにできるものは洗顔や洗髪で取りきれなかった汚れが溜まったことが原因となるケースが多く、シャンプーやリンスなどの洗い残しが原因となることもあります。額にできるニキビは、ホルモンの乱れや毛髪の刺激が原因となることが多いです。眉間近くにできるニキビはストレスや自律神経の乱れによって引き起こされるとされます。鼻の上にできるものはダニが原因とされます。頬にできるものは、甘いものや油っぽいものの取りすぎや、胃・肝臓機能の低下が影響していることが多いです。口の周りは胃腸障害やビタミンの欠乏が考えられます。顎や首にできる場合は、婦人科疾患やカルシウム不足、冷え性などが原因に挙げられます。


よく思春期にニキビができやすいと言われますが、その理由はホルモンのアンバランスさによるものです。男性だけでなく女性も思春期になると男性ホルモンの分泌が活発になります。そのため皮脂腺が活発になる傾向にあるのです。また女性のニキビは生理周期によるホルモン変化にも影響され、生理前はニキビができやすくなります。自律神経が不安定になるとニキビができやすくなるのは、思春期と同じように男性ホルモンの分泌が活発になるからです。肝臓は解毒の働きをもつ臓器ですが、この働きが弱ることで菌に対する抵抗力が弱くなったり皮脂が過剰になり、ニキビができやすくなります。ビタミンの欠乏も、皮脂の分泌を促進してしまうのです。甘いものや油っぽいものの取り過ぎは、菌に対する抵抗力を弱めたり、皮脂の質を悪くしてニキビを悪化させがちです。


ニキビは大きく4種類に大別することができます。白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビ、黄ニキビの4種類です。白ニキビは毛穴の中の脂がニキビ菌によって分解されることで毛穴が刺激されて炎症を起こしたもので、痛みやかゆみを伴うこともあります。黒ニキビは、角質が硬くなることで脂の出口が塞がれて皮脂が排泄されなくなることによりできるものです。先端が黒っぽくなるのが特徴ですが、これは皮脂の酸化によるものなのです。赤ニキビは黒ニキビがさらに悪化したもので、真皮など皮膚の奥深くまで炎症が広がり、逃げ場をなくした脂が常在菌によって化膿するなどした状態を指します。黄ニキビは、ほぼ完全に塞がれてしまった毛穴の奥でさらに炎症が進んでしまった状態で、真皮組織の破壊や化膿が見られます。このようにニキビの原因は様々で、できる場所や症状なども違ってくるのです。